小さなお直し屋

捨てる前に相談してください！

洒落た水色の看板がお出迎え。小さなお直し屋は、お姉さん、お母さん、ママ、先生…などと、親しみを込めて呼ばれる店主(以下お姉さん)がひとりで経営している。お客さん

一人一人のこだわりを考慮したミリ単位のお直しは「想像以上にきれいな仕上がりになる」と大好評。仕上がりを見て、「他の服もお願いしよう」と一度ごみ袋に入れた服をわざわざ出して持ってくるお客さんまでいるのだとか。

さらに「入ると安心する」と言われる店内でのお姉さんとのお喋りは、老若男女から愛されており、多くのお客さんの楽しみとなっている。

あなたもぜひ、服を捨てる前にお姉さんに相談してみては。

※営業時間が10：00～18：00に変更されました

地域密着。辛かった時期を乗り越えて

10年以上続き、みんなから愛される店には本当に辛い時期があった。

2011年に開店した直後は、お客さんが全然来なかったのだ。

店の存在を知ってもらうためにお姉さんは一人で、必死に街を巡ってポスティングをしていたそう。それが功を奏し、地元のお客さんが来店、すると今度は、そのお客さんの知り合いや親戚が来店…やがて多くの地元の方を中心に札幌の中央区、沖縄や稚内在住のお客さんにまで愛される店となった。

多くのお客さんが地域の方なので、街を歩いている時にも「あ、お直し屋さん！」と声を掛けられるお姉さん。

お直し屋のお姉さんは今日も、多くのお客さんと地域を愛し続け、多くのお客さんと地域に愛され続けている。